2006年11月23日(木
)
袖ヶ浦港 こなや丸 シーバスジギング
しばらく船釣りに行っていなかった。釣りは不思議なモノで、1回行ってしまうとまたすぐに釣欲がムラムラと沸き起こってきて、2週連荘したくなったりするが、1ヶ月も釣りに行かないでいると、「釣りかぁ?早起きするのも面倒だし、もういいや」と釣行が億劫になったりする。
船釣りは8月に行った外房のキス釣りからしばらく行っていなかった。
釣りに対するモチベーションがだいぶ下がっていたが、職場のお仲間Hさんと、4月にイシガレイに同行したF君と何となく「釣りに釣れていってくれ」というような流れになり、初心者でも比較的簡単に釣れるシーバスジギングの午後船に行く事になりました。
初心者ふたりを釣れての久しぶりの釣行は、どうなることやら?
シーバス午後船は、1時出船。今日は千葉駅伝が開催されているので、千葉周辺がもしかして渋滞しているかもしれないので、9時に自宅を出発しました。
予想に反して渋滞もほとんどなく、11時30分には港に到着。サクっと昼食を食べて、出船前に初心者ふたりにシーバス釣りをレクチャーしました。
↓は、初めてのシーバス釣りを控え、モチベーションが高まる二人です。アンダーハンドで軽くジグをキャストする練習をしています。
定刻通りに出船しました。ポイントに着くまでの移動中もウキウキなふたりです。
楽しそうですネ〜。釣りに行くだけで、船に乗るだけで楽しくなる。そんな時期がbookuにもあったっけ…。
今日はジグがメインになりそうです。bookuはできれば巻き物系で釣りたいので、スピニングにバイブレーションをセットしておきました。
最初のポイントに到着です。川崎の風の塔周辺からスタートです。
今回は、左舷の艫(とも)に陣取りました。オオドモからyau、booku、Hさん、F君の順で座ります。
開始後、魚影はあるようなのですが、シーバスの食い気がないらしく、なかなかアタリがありません。風の塔周辺は、魚は居ついているのですがタイミングがあるらしく、結局船中ノーヒットのまま、移動となりました。
風の塔よ、さらば〜。次はどこへ向かうのでしょうか?
ポイント移動中、少し冷えてきたので、キャビンに入ります。
風の塔では、yauにもアタリがなかったそうです。
今日は、潮周りを見る限り、夕方のまずめ時がチャンスタイムになりそうなので、4時くらいから真剣に釣りしましょ!と作戦を練ります。
次のポイントは、千葉県側の、沖にある障害物周りです。
さあ、ここではどうでしょうか?
魚群は、広範囲に広がっているらしく、船をそれほどバースに近づけないまま「ハイどうぞ〜。水深12m、底からやってみてくださいね」と船長のアナウンス。どうもシーバスの反応は底の方らしく、bookuもジグをセットし釣り開始です。
おっと!さっそくアタリました!残念ながらフッキングには至らなかったものの、開始からずっと沈黙していたので、魚との今日最初のコンタクトが嬉しいです。
少しゆっくりめに、そしてしゃくらずに、ジグの重みを感じながらリーリングしていたら、底から5〜6m付近でアタリました。
集中して、また同じように攻めてみます。
底からじっくりやっていると、またまた5m付近でコツコツっとまたアタリます。ゆっくりゆっくり集中してリーリングしていると、ググっ!と押さえ込むような大きなアタリが到来しました。ロッドを立てて聞きアワセをすると、グイグイっと魚がヒット!魚が小さいのか、ギュンギュンとよく走ります。
水面まであとわずか、というところで、喰いが浅かったのか、残念ながらバラシてしまいました。
すぐさま同じように攻めていると、またまたヒット!どうやらここの魚は、活性が高いようです。今度は慎重に巻き上げ、船べりで健太船長がすぐさまネットでランディングしてくれました。
その後は活性が高まってきたようで、だんだんしっかりしたアタリが増え連続ヒットしました。
しかも今日は、掛かる魚のサイズが大きく、かなりの引きです。船内を見渡しても上がっている魚は、ほとんど60pクラスで、中には70cm級まであがっています。こんな良型が連続で釣れてくれるなんて、なかなか無い事なので、思わずbookuもスイッチが入ってしまいました。無心でロッドを振り続け、良型の引きを楽しみました〜。
同行のF君も、何尾かヒットさせています。「いつもこんなのが釣れるんですか?」と驚きながらも嬉しそうです。
↓は、ヘンなメガネをかけて、ヘンな帽子をかぶって、ヘンなポーズをキメるF君です。
しかし、活性が高まっている中で苦戦していたのはHさんです。高活性とはいえ、やはりちょっとしたコツがあるようで、アタリが分からないと呟いています。Hさんが使っているのは、船宿でレンタルしたスピニングリールですが、不慣れなため糸フケがかなり出ていました。
そこでbookuの予備のベイトタックルを貸して、サミングの仕方を教えてあげました。今日はキャストする必要がまったくなく、真下に落とすだけで釣れるのでベイトの方が有利です。
ベイトタックルに変えてすぐ、Hさんにも待望のヒット!しかもかなりいい引きです!
じっくり寄せてようやく上がってきたのは、60pオーバーのプリプリに太った良型でした。
祝!初シーバス!満面の笑顔のHさんです。
その後納竿の5時まで、ポツポツとアタリ続け、ひさしぶりに濃厚な時間を過ごす事ができました。
残念ながらHさんは、気合が空回りしてしまって最後は船酔いでダウンしてしまいました。
下船後、クーラー満タンで記念撮影しました。ふたりとも満足な表情ですね。こんなに苦労せずに両型ばかり釣れることなんて、そうそうないんだゾ。
結局bookuは14尾釣れました。久しぶりに満足の行く結果でした。ジギングの得意なyauは珍しく不調で7尾と振るわなかったのですが、そこそこ満足したみたいです。
Hさんも、船酔いでダウンするまでに、なんとか3尾のシーバスをランディング!
F君も5尾キャッチして、ふたりとも大満足の釣行になったと思います。
また行きましょうね〜。
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