2006年12月10日(日 袖ヶ浦港 こなや丸 ショウサイフグ  

最近では、良型がポツポツと上がっていると11月にこなやさんにお邪魔した時に、船長から聞いていた。今年は、昨年のようなフィーバー状態は望むべくもないが、去年味わった微妙な釣趣と食味が忘れられず、行きたくてウズウズしていたところ、常連のHさんもショウサイフグに初挑戦するとのことで、同行してきました。
船に乗る前から、「刺身だろ、鍋だろ、唐揚げだろ…」期待に胸を膨らませてましたが、さてさて釣果の方はどうだったんでしょうか?


今日の操船は、ケンタ船長です。出船前にひと通り、ショウサイフグの釣り方のレクチャーを受けます。手前がケンタ船長、奥で神妙な顔で聞いているのが、Hさんです。
仕掛けは、こなや丸オリジナルの5本針の胴付でした。カットウはつけません。針が5本あると聞いただけで、ちょっと意気消沈したbookuです。(針は3本までが限界です…僕)
午前7時、無事出船しました。
ポイントに着くまでに、餌の甘エビを針に付けやすいように、剥いてカットしておくように船長から言われました〜!面倒くさいです〜。
「ポイントに着いて釣りしながらエビを剥いてるようじゃダメですよ〜。釣りしてる時は集中しなきゃ!」と言われてしまいました(泣)
移動中、せっせとエビを剥くHさん。今日は、凪だから良いものの、海が荒れていたら、bookuはたぶん船酔いします。
剥かれた甘エビ。
おいしそ(笑)
ポイントの大貫沖に到着しました。
今日の天気予報は、曇りのち晴れ。気温もそれほど低くなくベタ凪です。ショウサイをやるには、いい日和です。
お客はbookuとHさんを入れて5人。ほとんどが、良く顔を見かける方で、こなや丸の常連さんたちでした。bookuたちは、右舷側を貸切り状態で使い、左舷側には他の3名の方が乗ってます。
気合いがみなぎるbookuです。
気合いが入りすぎて、こんな写真を撮っちゃいました(笑)エビはあくまでも、釣りの餌です。つまみじゃありません。
さてさて、釣り開始。おっとぉ〜、船長の「ハイどうぞ〜」のアナウンス後、速攻で左舷側の3人に反応があったようです。
こちらは、Hさんともども反応なし。やっぱりこの竿硬くてダメなのかしら?
全然アタリがでません(泣)


だ〜っ!
魚からの反応は時々あるのに、全然アタリがとれません!
bookuたち右舷側は9時頃まで釣果なし。時々ケンタ船長が、船長室から顔を出し、「右舷はみんな型みれてますよぉ〜」とか「ほら頑張って早く釣らないと、時間なくなっちゃいますよ〜」とか言いながらニヤニヤしてます。
本当にこの釣りは熱くさせますネ。
そんななか、この釣りが初挑戦のHさんにヒット〜!さすが、ジギングで鍛えた腕だけありますね。
やっとbookuにアタリが!でもやけにはっきりとしたアタリだなと思ったら、ハゼでした〜(泣)
午前10時を過ぎた頃、晴れ間が出てきました
なんとかしてこの状況を打破するためにbookuはとっておきの秘策を練りました!
「船長〜、bookuの使ってる竿ダメだ〜。なんでもいいから竿貸して〜」
必殺の道具をチェンジして気持ちの切換え&モチベーションUPです!
ケンタ船長が「あまりいい竿がなくてスミマセン」といって持って来てくれたのは、おぉ〜、昨シーズンも借りたペナペナのカレイ竿!これで、前回は結構釣れたので、bookuとしてはぜんぜんOKです。

ケンタ船長、貸し竿、ありがとうございました!
やっぱり釣りは、道具が大切!ということを痛感しました。こちらの竿に変えてからというもの、さっきまで使っていた竿よりアタリが出るようになりました。そしてついに、待望の一尾目がヒットしました!
さ、ここから頑張りましょう。納竿まで、ラスト1時間半。貸し竿のおかげで、なんとか5尾まで数を伸ばせました〜。
しかし、つくづく竿の大切さを感じました。
やはり釣りは、釣法、対象魚にあった竿(高い竿という意味ではなく)を使うことが大切ですね。
5尾のうち1尾は、良型でしたので、なんとか二人分のおかずになりました〜。
ふぐ刺し、唐揚げ、ふぐなべを堪能しました〜。

おいしかった〜!!

 
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