2007年8月12日(日)〜15日(水) 「秋田・古民家の旅 in2007」
1日目


今年の夏休みは、booku&yauの休みがズレてしまい、長期での旅はザンネンながら不可能となってしまった。二人の休みが重なる12日から15日までの3泊4日をキャンプでと考えたのだが、3泊くらいの日程だったら、いっそのこと一箇所で連泊しようと、涼しくて、滞在していて気持ち良くて、なるべくヒトがいないところを検討する。よりによって世間でいうお盆休みと見事に重なっているなか、そんな場所、ないですよねぇ。
あ、でも一箇所だけあるな、秋田の古民家。キャンプじゃないけど…。でもbooku&yauにとって秋田の古民家は、キャンプ場でバンガローを借りる事に近いノリなのでまあ、よし。
キャンプではないので、ここに掲載しない方がいいかな?とも思いましたが、去年行った時も、ノリで載せちゃってることだし、まあいいかという事にしましょう。
さあ、それではbooku&yauの夏休みの日記がスタートです。



秋田県に入ると、さっそくクマさんがお出迎えです



出発は、11日の深夜12時。途中仮眠をとりながら交代で高速を走って、午前5時頃仙台付近を走行中です。交代でといっても、bookuは高速を運転するとすぐに眠くなるため殆どyauの運転でした〜。




今回、「犬も一緒に連れて行っていいですか?」と役場に問い合わせたところ、「まあ、いいんじゃないですかねぇ?」と言われていたため、当初はkumaも一緒にと考えていたのですが、直前になって色々と事情があり、kumaのお留守番決定。かわいそうでしたけど、ご承知のように今年のお盆は連日の猛暑。日中40℃近くまで達し、おウチでエアコンの中で過ごしていた方が良かったと思いました。
こちらは、秋田道に入ってすぐのSAで、持参した朝食を食べようと併設された公園のベンチに向かうyauです。しかし!拡声器で係員から「公園の中に入ろうとしている方ぁ!たいへん危険ですので、すぐに出てください!」と言われてしまいました。一瞬「???」となってしまいぼーっと立ち尽くしていました。




係員が近づいてきて、「すみませ〜ん。最近その森にクマが出るようになってですね、先週も目撃されたんですよ!」




本当だ。立て看板がたっていました。しかし、早々にクマさんの歓迎を受けるなんて…(笑)




結局、駐車場で食べました。




そのまま昭和男鹿ICまで走り、出てすぐの野菜直販所に寄ります。
しかし秋田は野菜が安い〜。トマトなんて5個くらい入った袋が80円、きゅうりも7-8本で80円です。しかも美味しそう。(っていうか実際に美味しかった!)




そして時間もまだ早いため、男鹿半島を一周することにしました〜。天気も良くて最高のドライブ日和です。ただし暑いです。9時過ぎの時点で33度です。




綺麗な海を見ながら…。




しかしあまりにも暑く、海水浴をしているヒトもたくさんいたので、思わず車を停めて海水浴をすることにしました。タープなどは持っていなかったので、たまたま車に積んであったナイロンシートにカメラの三脚などを使い日陰を作って持参したビールで喉をうるおしました。とっても美味しかったです!ちなみにつまみは、道端で売っていたイカの丸焼きとさっき買ったトマトを丸かじりっ!




暑くてかなわん!と海へザブン。関東の海と違って水が綺麗です。
昼寝をしたり、海に入ったりを繰り返し3時頃まで海遊びをしていました。




海から上がったらお腹がペコペコ。すぐ近くにあった海の家に!




おおっ!新鮮そうな魚介類が生簀にたくさんいる!しかも安いです。イカの刺身400円、ウニ
600円、焼魚、煮魚500円などなど…。プラス450円でごはん、味噌汁、お漬物、煮物などをセットにできるとのこと。よーし、何食べよ?




悩んだあげく、頼んだのは岩ガキ(生)とビールを一杯だけ。なぜかというと、お金がなかったから(涙)。そうなんです。前日もバタバタしていて、現金を用意するのを忘れてしまったまま高速に乗って、秋田まで来たものの、今日は日曜日。金融機関が開いておらずお金を下ろせなかったのです。関東では、いつでもどこでもコンビニでお金を下ろせるので、ゼンゼン意識しなかったのですが、やはり秋田のしかも田舎の方では、そうなに甘くなかった〜。お腹ペコペコなのに、お財布の中には1000円だけ…。情けないやら、恥ずかしいやら。booku&yauは協議の上それぞれ500円ずつ頼むことにして、このありさまです(笑)




しかし、この状況で普通ビール頼むか?とbookuが呆れていましたが、何か?飲みたいものは飲みたいんです!




その後、1時間ほどかけて本日の宿へ到着!?あれ、古民家じゃないじゃない。
そうなんです。前日役場から電話があって担当者が「本当に申し訳ありません」と平謝りしつつ「古民家の貸切の件ですが、別のお客様と予約が重なってしまいまして…」。いわゆるダブルブッキングしてしまったとのこと。
秋田弁丸出しのヒトの良さそうなこの担当者氏、「ほんだにもしわげねぇ」を連発しつつ、代替案として役場で温泉宿を用意しますので「何とか手を打ってけれねですか?」。聞けば、もう一組のお客さんは、もう滞在中でそちらにもお願いしたものの、後には引かないと言っているそうで…。
まあ、しょうがないということで渋々OKしたのでした〜。これも旅の思い出。良しとしましょ。




というわけで温泉に入りました。温泉の名前は滑多羅(なめたら)温泉。
偶然とはいえ、夏の暑い時期に温泉なんて…と思っていましたが、意外や意外。泉質が良いらしく海水浴で火照ってヒリヒリしていた肌の痛みがすーっと消えていく、効能アラタカな温泉でしたよ〜。




そして晩ごはんです。役場のはからいで格安での宿泊でしたから、贅沢はいえませんでしたが、まあまあの晩ごはんでした。ちなみにここで頼んだ日本酒が地元の酒蔵「福禄寿」という銘柄でしたが、これも意外と美味しくて…。
ついつい呑み過ぎて、部屋に帰ったらバタンキューでした。



 
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